日本チェンバロ協会 年報 2024 第8号
特集 チェンバロの日! ウィリアム・バード
アルテスパブリッシング
3,080円(税込)
すべてのチェンバロ演奏家・研究者・愛好家のために──日本のチェンバロ研究の最前線を伝える唯一のジャーナル。
- 収載内容
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- 第8号の刊行によせて(年報編集委員長 三島郁)
- 特集 チェンバロの日! ウィリアム・バード
- ウィリアム・バードの人物像──タイトルに冠された人名からたどる(流尾真衣)
- W. バードの鍵盤作品を楽しむために──手稿譜、印刷譜、現代譜、CD等対照表(山名朋子)
- バードのリュート作品──バードの作品をトランスクリプションしたリュート奏者フランシス・カッティングについて(佐藤亜紀子)
- ウィリアム・バードを味わう──コンソート・ソング〈汝ら、聖なるミューズたちよYe sacred Muses〉にみる匠の技(那須輝彦)
- ダブル・ヴァージナルの魅力(久保田彰)
- 研究論文
- テレマンの鍵盤音楽──その特色と魅力(伊藤一人)
- ウルビーノ公爵夫人のイタリアン・ヴァージナルとルネサンス・ヒューマニズム(法月里野)
- シュトゥットガルト──J.S.クッサーとヴュルテンベルクの宮廷音楽(渡邊温子)
- エッセイ
- ローマ、メディチ荘のチェンバロと古楽器めぐりある記(渡邊順生)
- 楽譜紹介
- 「フローベルガー:チェンバロのための組曲集」(ピーテル・ディルクセン校訂、G. Henle Verlag, 2023)(渡邊順生)
- アトリエを訪ねて(8)島口孝仁(大村千秋、津屋式子)
- 海外レポート
- オランダとベルギー──ふたつの異なる文化の中で学んで(崎本麻見)
- 会員録音物紹介
- 秋山裕子『女神たちへ~17、18 世紀フランスクラヴサンの作品を集めて~』
- 荒木紅『Bachissimo Lute-Harpsichord』
- 日下紗矢子、アイノ・ヒルデブラント、レア・ラヘル・バデール、
- 荒木紅『Louis Ferdinand von Preu?en (Prince of Prussia) Piano Quartet F-Minor Op.6, Piano Trio E-flat Major Op.10』
- 中島恵美、曽根田駿『スプレッツァトゥーラ~さりげなく~』
- 辰巳美納子『ドメニコ・スカルラッティ/チェンバロのためのソナタ集 Vol.2 』
- 柿原よりこ、福澤宏、土居瑞穂『ヴェネツィアのリコーダー・ソナタ集~ヴィヴァルディとその周辺』
- 平野智美、長岡聡季、大光嘉理人、吉田篤、懸田貴嗣、西澤誠治『バッハ×ピアソラ』
- 平林朝子、ジーナ・ディベロ、ゲイル・オルツェフスキー『The Harpsichord in the New Millennium』
- 渡邊順生、バルトルド・クイケン『J.S.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ集(全曲)』
- 渡邊順生『フローベルガー&ルイ・クープラン:チェンバロ精華集(メディチ荘の17世紀フランス様式チェンバロ)』
- 日本チェンバロ協会活動記録(2023年度)
- 日本チェンバロ協会会則
- 日本チェンバロ協会「年報」規定
- 日本チェンバロ協会「年報」投稿規定
- 日本チェンバロ協会 2023年度年報編集委員・役員・運営委員
- 編集後記
1 第8号の刊行によせて(年報編集委員長 三島郁)
2 特集 チェンバロの日! ウィリアム・バード
3 ウィリアム・バードの人物像──タイトルに冠された人名からたどる(流尾真衣)
4 W. バードの鍵盤作品を楽しむために──手稿譜、印刷譜、現代譜、CD等対照表(山名朋子)
5 バードのリュート作品──バードの作品をトランスクリプションしたリュート奏者フランシス・カッティングについて(佐藤亜紀子)
6 ウィリアム・バードを味わう──コンソート・ソング〈汝ら、聖なるミューズたちよYe sacred Muses〉にみる匠の技(那須輝彦)
7 ダブル・ヴァージナルの魅力(久保田彰)
8 研究論文
9 テレマンの鍵盤音楽──その特色と魅力(伊藤一人)
10 ウルビーノ公爵夫人のイタリアン・ヴァージナルとルネサンス・ヒューマニズム(法月里野)
11 シュトゥットガルト──J.S.クッサーとヴュルテンベルクの宮廷音楽(渡邊温子)
12 エッセイ
13 ローマ、メディチ荘のチェンバロと古楽器めぐりある記(渡邊順生)
14 楽譜紹介
15 「フローベルガー:チェンバロのための組曲集」(ピーテル・ディルクセン校訂、G. Henle Verlag, 2023)(渡邊順生)
16 アトリエを訪ねて(8)島口孝仁(大村千秋、津屋式子)
17 海外レポート
18 オランダとベルギー──ふたつの異なる文化の中で学んで(崎本麻見)
19 会員録音物紹介
20 秋山裕子『女神たちへ~17、18 世紀フランスクラヴサンの作品を集めて~』
21 荒木紅『Bachissimo Lute-Harpsichord』
22 日下紗矢子、アイノ・ヒルデブラント、レア・ラヘル・バデール、
23 荒木紅『Louis Ferdinand von Preu?en (Prince of Prussia) Piano Quartet F-Minor Op.6, Piano Trio E-flat Major Op.10』
24 中島恵美、曽根田駿『スプレッツァトゥーラ~さりげなく~』
25 辰巳美納子『ドメニコ・スカルラッティ/チェンバロのためのソナタ集 Vol.2 』
26 柿原よりこ、福澤宏、土居瑞穂『ヴェネツィアのリコーダー・ソナタ集~ヴィヴァルディとその周辺』
27 平野智美、長岡聡季、大光嘉理人、吉田篤、懸田貴嗣、西澤誠治『バッハ×ピアソラ』
28 平林朝子、ジーナ・ディベロ、ゲイル・オルツェフスキー『The Harpsichord in the New Millennium』
29 渡邊順生、バルトルド・クイケン『J.S.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ集(全曲)』
30 渡邊順生『フローベルガー&ルイ・クープラン:チェンバロ精華集(メディチ荘の17世紀フランス様式チェンバロ)』
31 日本チェンバロ協会活動記録(2023年度)
32 日本チェンバロ協会会則
33 日本チェンバロ協会「年報」規定
34 日本チェンバロ協会「年報」投稿規定
35 日本チェンバロ協会 2023年度年報編集委員・役員・運営委員
36 編集後記
- 商品詳細
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商品説明 第8号の特集は「チェンバロの日! ウィリアム・バード」。2023年5月に開催された「チェンバロの日!2023」での「没後400年 W.バード特集」を紙上で展開。同イヴェントの講師や奏者がバードの音楽とその背景を解き明かします。
研究論文は、テレマンの鍵盤音楽の特色と魅力、ウルビーノ公爵夫人エレオノーラ・ゴンザーガ所有のヴァージナルとルネサンス・ヒューマニズムとの関係、ヴュルテンベルク公爵の宮廷が置かれたシュトゥットガルトと同地で活躍した作曲家J.S.クッサーについてと多彩な3本を掲載。
渡邊順生氏によるローマ、メディチ家のチェンバロと古楽器をめぐるエッセイも写真多数で読みごたえあり。
カラー口絵と連動した「アトリエ訪問」では島口孝仁氏の工房を紹介。
その他、楽譜紹介、海外レポート、会員の録音物紹介など、チェンバロやフォルテピアノにかんする最新の研究・情報を満載した充実の内容となっています。
第2特集ではウィリアム・バード没後400年を記念し、オランダのチェンバロ奏者ピーター・ヤン・ベルダーが寄稿。
研究論文は前号に続き1940年代に日本で活動したチェンバロ奏者ハーリヒ=シュナイダーにかんする研究(高久暁)を掲載。
カラー口絵と連動した「アトリエ訪問」では久保田彰氏の工房を紹介、その他、書評、海外レポート、会員の録音物紹介など、チェンバロやフォルテピアノにかんする最新の研究・情報を満載した充実の内容となっています。商品番号 F0228027 ジャンル 書籍・辞典 サイズ A5 ページ数 152 著者 日本チェンバロ協会発行 初版日 2024年04月25日 ISBNコード 9784865592924