戦前音楽探訪
ミュージック・マガジン増刊
ミュージックマガジン社


2,200円(税込)
寺尾紗穂が日本の戦前音楽に分け入り、その豊潤な物語を浮き彫りにする──
- 収載内容
-
- ◆古謡の世界──「安里屋ユンタ」の変遷/盆歌に残る間引きの記憶 ほか
- ◆「世界」との出会い──海を渡ったマルフクレコード/ドヴォルザークと賢治 ほか
- ◆明治から昭和へ──田辺尚雄と「平安朝音楽レコード」/服部良一を育てた大阪 ほか
- ◆戦争と音楽──満洲国国歌と戦時歌謡/「爆弾位は手で受けよ」 ほか
- ◆つれづれなるエッセイ──人は太古の昔から集い、歌い踊ってきた/生者と死者 ほか
- ◆解説=大石始
- ■ まえがき
- ■ 古謡の世界
- □ 移民口説
- □ 「安里屋ユンタ」の変遷
- □ 「かっぽれ」の周辺
- □ 竹富のプライドと「新安里屋ユンタ」
- □ 山梨の「えぐえぐ節」
- □ 海を渡った「五木の子守唄」
- □ 「炭坑節」をめぐって
- □ 盆歌に残る間引きの記憶
- □ 「三九郎の歌」
- □ 「浜子歌」
- □ お前さんとならば
- □ 「月ぬ可愛しゃ」
- □ 性と死の盆歌
- □ 逗子の「七草なづな」
- □ 古謡と童謡のはざま
- □ 「北海盆唄」と卑猥歌
- ■「世界」との出会い
- □ 海を渡ったマルフクレコード
- □ 中国民謡「太湖船」と軍楽隊
- □ 「大きな古時計」
- □ 宮城道雄の朝鮮体験
- □ 堀内敬三
- □ 日本版「虹のかなたに」
- □ ドヴォルザークと賢治
- ■ 明治から昭和へ
- □ 鳥取春陽
- □ 女工たちの歌
- □ 中山晋平の土着性
- □ ハーモニカの隆盛
- □ 田辺尚雄と『平安朝音楽レコード』
- □ 服部良一を育てた大阪
- □ 小唄勝太郎
- □ 浅草オペラ
- □ 武井守成
- □ 読経のSPレコード
- ■ 戦争と音楽
- □ 「隣組」
- □ 長谷川一郎
- □ 「象徴」になった平成天皇の歌
- □ 好戦歌にも発展した「梅が枝節」
- □ 岡本一平の「翼賛親子」
- □ 満洲国国歌と戦時歌謡
- □ 音楽に罪はないのか──「君が代」と「海道東征」
- □ 「支那の花嫁」
- □ 灰田勝彦の歌
- □ 永田絃次郎の玄海の歌
- □ 「李さん王さん」
- □ 「爆弾位は手で受けよ」
- □ 特攻隊が作った替え歌
- □ 「めんこい仔馬」
- □ 幻の花蓮港音頭
- □ 村の常会とSPレコード
- □ 音楽が利用されるとき
- □ 桃太郎とラジオ体操
- □ 「南から南から」
- □ 上野駅と東北
- □ 北原白秋のナチス礼賛
- □ 時雨音羽の「チンライ節」
- ■ つれづれなるエッセイ
- □ 人は太古の昔から集い、歌い踊ってきた
- □ 「愛してる」と歌うこと
- □ 「聖者の行進」
- □ 『この世界の片隅に』
- □ あきれたぼういず
- □ 『椿の海の記』
- □ 忘れられた歌姫
- □ 二人の女性作曲家
- □ 明治のオルガニスト
- □ 生者と死者
- □ 著作権の野蛮
- ■ 解説(大石始)
1 ◆古謡の世界──「安里屋ユンタ」の変遷/盆歌に残る間引きの記憶 ほか
2 ◆「世界」との出会い──海を渡ったマルフクレコード/ドヴォルザークと賢治 ほか
3 ◆明治から昭和へ──田辺尚雄と「平安朝音楽レコード」/服部良一を育てた大阪 ほか
4 ◆戦争と音楽──満洲国国歌と戦時歌謡/「爆弾位は手で受けよ」 ほか
5 ◆つれづれなるエッセイ──人は太古の昔から集い、歌い踊ってきた/生者と死者 ほか
6 ◆解説=大石始
7 ■ まえがき
8 ■ 古謡の世界
9 □ 移民口説
10 □ 「安里屋ユンタ」の変遷
11 □ 「かっぽれ」の周辺
12 □ 竹富のプライドと「新安里屋ユンタ」
13 □ 山梨の「えぐえぐ節」
14 □ 海を渡った「五木の子守唄」
15 □ 「炭坑節」をめぐって
16 □ 盆歌に残る間引きの記憶
17 □ 「三九郎の歌」
18 □ 「浜子歌」
19 □ お前さんとならば
20 □ 「月ぬ可愛しゃ」
21 □ 性と死の盆歌
22 □ 逗子の「七草なづな」
23 □ 古謡と童謡のはざま
24 □ 「北海盆唄」と卑猥歌
25 ■「世界」との出会い
26 □ 海を渡ったマルフクレコード
27 □ 中国民謡「太湖船」と軍楽隊
28 □ 「大きな古時計」
29 □ 宮城道雄の朝鮮体験
30 □ 堀内敬三
31 □ 日本版「虹のかなたに」
32 □ ドヴォルザークと賢治
33 ■ 明治から昭和へ
34 □ 鳥取春陽
35 □ 女工たちの歌
36 □ 中山晋平の土着性
37 □ ハーモニカの隆盛
38 □ 田辺尚雄と『平安朝音楽レコード』
39 □ 服部良一を育てた大阪
40 □ 小唄勝太郎
41 □ 浅草オペラ
42 □ 武井守成
43 □ 読経のSPレコード
44 ■ 戦争と音楽
45 □ 「隣組」
46 □ 長谷川一郎
47 □ 「象徴」になった平成天皇の歌
48 □ 好戦歌にも発展した「梅が枝節」
49 □ 岡本一平の「翼賛親子」
50 □ 満洲国国歌と戦時歌謡
51 □ 音楽に罪はないのか──「君が代」と「海道東征」
52 □ 「支那の花嫁」
53 □ 灰田勝彦の歌
54 □ 永田絃次郎の玄海の歌
55 □ 「李さん王さん」
56 □ 「爆弾位は手で受けよ」
57 □ 特攻隊が作った替え歌
58 □ 「めんこい仔馬」
59 □ 幻の花蓮港音頭
60 □ 村の常会とSPレコード
61 □ 音楽が利用されるとき
62 □ 桃太郎とラジオ体操
63 □ 「南から南から」
64 □ 上野駅と東北
65 □ 北原白秋のナチス礼賛
66 □ 時雨音羽の「チンライ節」
67 ■ つれづれなるエッセイ
68 □ 人は太古の昔から集い、歌い踊ってきた
69 □ 「愛してる」と歌うこと
70 □ 「聖者の行進」
71 □ 『この世界の片隅に』
72 □ あきれたぼういず
73 □ 『椿の海の記』
74 □ 忘れられた歌姫
75 □ 二人の女性作曲家
76 □ 明治のオルガニスト
77 □ 生者と死者
78 □ 著作権の野蛮
79 ■ 解説(大石始)
- 商品詳細
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商品説明 独自の視座で社会と対峙し、多方面へ活躍を広げているシンガー・ソングライター/文筆家の寺尾紗穂が、知られざる民謡、わらべうた、流行曲などの日本の戦前音楽に分け入り、歴史的視点を交え、作詞/作曲家の人生まで掘り下げながら、その豊潤な物語を浮き彫りにする。著者ならではの深い洞察力と文才が冴えわたる、必読の音楽エッセイ集。書籍化を望む声を多数いただいていたミュージック・マガジンの人気連載(2019~2024年)が、書き下ろしを加えて一冊にまとまりました。日本の歌謡曲/音楽史に興味のある方すべてにおすすめします。 商品番号 F0238932 ジャンル 雑誌・ムック サイズ 四六 著者 寺尾紗穂 編著者 解説:大石始 JANコード 4910084800754