音楽家は本を読む!(音楽書)
浦久俊彦の乱読道場
アルテスパブリッシング


3,080円(税込)
本の海で溺れたい!──本を買いすぎて図書館を建ててしまった異才プロデューサーが贈る無双の読書指南。茂木健一郎さん(脳科学者)推薦!
- 収載内容
-
- はじめに
- 「本」と「音楽」で世界は泳げる
- この本のトリセツ
- プロローグ 本の海に飛びこむまえに
- 1 なぜ音楽家のための乱読指南なのか?
- 読書するベートーヴェン
- 本はやさしい。でもその世界はオソロシイ
- 悩める音楽家のための本の相談室1──本は好き! でも自分らしい読みかたを知りたい、という若きピアニストの悩み
- 2 本とはなにか?について
- 「本」を定義してみる
- 「本」とは「自由」そのものデアル
- 本は精神の楽器デアル
- 悩める音楽家のための本の相談室2──「あなたの演奏には音楽がない」といわれたピアニストの深ーい悩み
- 本の海を泳ぐとは、過去の偉大な魂への旅
- I 本の海を泳いでみる
- 1 本に出会うということ その1──浦久流書店巡礼の日々
- 本との出会いに悩むオーケストラ団員
- 1万時間の法則と本屋巡礼
- 浦久流本屋巡礼術
- 散歩文体の元祖・植草甚一さんは本屋めぐりもおしゃれだった
- 自分にとっての「よい本」をもとめて
- 2 本に出会うということその2──浦久流古書の買いかた
- よい古書店には、清涼な空気が流れている
- 本に「生命」があるのか?
- なぜ「買うこと」がだいじなのか?
- 名門ロスチャイルド家は「書かれたもの」しか信用しない
- 古書のよい買いかたとは?
- 使える金はすべて本に注ぐ!──成毛眞流本の買いかた
- 大量の本たちが、あなたの世界地図を描いてくれる
- 本の世界と天球の音楽
- 3 背表紙から読む本の魔力?
- 背表紙の重さは、本の言葉の重さ
- 背表紙は本の森?
- ぼくが図書館にいられないわけ
- 帯とカバーは、本の衣装である
- 背表紙が泳ぐ本棚の秘密
- ベートーヴェンの隣に、なぜビートルズがならんではいけないのか?
- 4 背表紙から読み解く「バッハ」なるもの
- 背表紙から「バッハ」を読んでみる
- 軽い「バッハ」? 古い「バッハ」?
- 背表紙にない「バッハ」を読みとってみる
- 修辞学から読むバッハ
- 洞察力と背表紙のつながり
- 本を愛する音楽家との対話1
- 指揮者・山田和樹の本と旅する日々
- ──指揮者の旅行鞄には、いっぱい本が詰まっていた! の巻
- 指揮者が本をいっぱい鞄につめて旅をするわけ
- 山田流ディープ読書術とは?
- 「弥次喜多道中」的読書のススメ?
- 指揮者・山田和樹の原点は『からすのパンやさん』?!
- 漫画のつぎは西村京太郎!
- 「怪盗ルパン」は好き。でも「名探偵ホームズ」は?
- 「ドリトル先生」に冒険する心を学ぶ
- 指揮者の本との出会い
- 指揮者・山田和樹が薦める「これだけは読んでおきたい指揮者の本」
- 『森のうた』は、音楽をこころざす若者が読むべき本
- II 本の海に潜ってみる
- 1 深読み読書術のススメ
- いざ、読書術の世界へ!
- 探究型読書術とは?
- 「読前」「読中」「読後」という読書法
- なぜ、探究型読書が音楽家向きなのか?
- 古典に向きあうということ
- ホロヴィッツが語る作曲家と作品へのアプローチ
- 2 深読み読書術で「モーツァルト」を読んでみる
- 3冊セットが、読書の基本!
- 伝記を“深読み“する秘訣とは?
- 書簡集は、できれば原語版で!
- タイトルのないモーツァルト本を探せ?!
- 思わず手にとりたくなる? ユニークな「モーツァルト本」
- 3 本の海から読む「シューマン」──音楽と文学のあいだにあるもの 文学編
- 幻想とロマンの詩人、シューマンのひみつ
- シューマン大学時代のアイドル、ジャン・パウル
- 幻想文学の巨匠ホフマンとシューマン
- ふたつのクライスレリアーナ
- 4 本の海から読む「シューマン」──音楽と文学のあいだにあるもの 幻想編
- シューマンと幻想の時代1──ドッペルゲンガーに魅せられた青年時代
- シューマンと幻想の時代2──ドッペルゲンガーと芸術家たち
- ドッペルゲンガーと日本文学──『源氏物語』から芥川龍之介まで
- 本を愛する音楽家との対話2
- 「本は、演奏家の直感を支えてくれるものです」
- ──ピアニスト・文筆家、青柳いづみこさんが語る 書くこと・弾くこと・本のこと
- ピアニスト? 文筆家?
- 祖父・青柳瑞穂の迷宮書斎
- わたしのなかの「ふたつのフランス」
- ドビュッシーの音と言葉
- 若き音楽家へのアドヴァイス 「直感を信じて!」
- 対話を終えて──青柳さんが好きな自分の本は?
- III 音楽という海に溺れるためのブックガイド
- 1 音楽とはなにか? という問いは深海である
- 音楽という問いに?れてみる
- 音楽「作品」はどこにあるか?
- 音楽から「作品」をとってみる
- 2 「音楽とはなにか」を考えるための3冊の古典
- 先人たちの「音楽論」に潜ってみる
- 古代人から学ぶ「音楽論」3冊
- 3 音楽“家“の正体とは?
- 音楽“家“とは、だれのことか?
- いま、音楽家の存在意義が問われる時代に
- 音楽家のアイデンティティをもとめて
- 15世紀の音楽学者ティンクトリスが定義した「音楽家」とは?
- 朝鮮の文人・成俔が、琴を演奏する「理由」は?
- 演奏する精神=「中和の美学」とは?
- 4 「音楽を哲学した人たち」を知るための10冊
- 本を愛する音楽家との対話3
- 「戦争で家やピアノが焼けたことよりも、本をうしなったのが悔しかった」
- ──クラシック界のレジェント舘野泉さん家の本棚で泳いでみた
- 東京・自由が丘の静かな家にて
- 物語に包まれてピアノを弾いた少年時代
- 家やピアノよりも本が焼けたのが悔しかった
- 好きな本がならんだ本棚を語る
- 愛してきた本たちを語る
- 風景を描くようにピアノを弾く
- 対話を終えて──舘野さんの本棚は懐かしい匂いがした
- IV 本の海に溺れながら考えてみた
- 1 日本人にとってクラシック音楽とはなにか? を考えてみた
- 普遍的な世界概念の象徴としてのクラシック音楽
- 日本のクラシック音楽界が危ない?
- 西洋とはなにか? を問うために
- 日本にとって西洋とはなにか? に挑んだひとりの美術史家
- 日本と西洋のあいだにあるもの
- 2 日本の音楽教育に未来はあるのか? を考えてみた
- ある音楽教師の悩み
- 「ムジクス」と「カントル」のちがいとは?
- 日本の音楽教育=西欧音楽なのか?
- 音楽の「二層構造」を知る
- リベラルアーツとしての「音楽」
- 音楽教育は「耳で考えることのたいせつさ」を学ぶためにある
- 3 乱読とはなにか? を考えてみた
- 乱読か? 濫読か?
- 乱読は、予測できない人生のシミュレーション?
- 乱読は「偶然」か? それとも「運命」か?
- 乱読とは、「センス」を磨く読書法である
- 乱読とは、ランダムに身をまかせて生きる読書である
- 乱読と教養の深~いカンケイ
- 乱読は「冒険」である
- 乱読とは、「秘密の鍵」を探る旅である
- 特別付録
- 本づくりのプロはなにを考えているのか
- ──編集者たちとの対話
- 本のある世界 本のない世界
- 本を読むこと 情報を仕入れること
- 編集者が語る「本とわたし」
- 編集者へのラヴレター?
- 伝記文学と過去との対話
- 孤立していく自己・社会・言語
- 世代の言語と本の未来
- エピローグ ぼくはいかにして本の海で溺れるようになったのか
- 幼少期──ぼくはいつも本屋の住人だった
- 学校での勉強を断固拒否した夢見る子ども
- 少年時代に読んだ本のことなど
- 青年期──フランスでの“黒の時代“
- 思考は言語のカタチをしている
- テクストは動きまわる?──難解な本に挑む術
- なぜ、ぼくはフランスの小さな村に暮らしたのか
- 「世界は一冊の書物である」に気づいた日々
- なぜ、ぼくは日本に帰国したのか
- 本に魅せられた日々、ふたたび
- そして、ぼくは軽井沢に本の家を建てることにした
- おわりに
1 はじめに
2 「本」と「音楽」で世界は泳げる
3 この本のトリセツ
4 プロローグ 本の海に飛びこむまえに
5 1 なぜ音楽家のための乱読指南なのか?
6 読書するベートーヴェン
7 本はやさしい。でもその世界はオソロシイ
8 悩める音楽家のための本の相談室1──本は好き! でも自分らしい読みかたを知りたい、という若きピアニストの悩み
9 2 本とはなにか?について
10 「本」を定義してみる
11 「本」とは「自由」そのものデアル
12 本は精神の楽器デアル
13 悩める音楽家のための本の相談室2──「あなたの演奏には音楽がない」といわれたピアニストの深ーい悩み
14 本の海を泳ぐとは、過去の偉大な魂への旅
15 I 本の海を泳いでみる
16 1 本に出会うということ その1──浦久流書店巡礼の日々
17 本との出会いに悩むオーケストラ団員
18 1万時間の法則と本屋巡礼
19 浦久流本屋巡礼術
20 散歩文体の元祖・植草甚一さんは本屋めぐりもおしゃれだった
21 自分にとっての「よい本」をもとめて
22 2 本に出会うということその2──浦久流古書の買いかた
23 よい古書店には、清涼な空気が流れている
24 本に「生命」があるのか?
25 なぜ「買うこと」がだいじなのか?
26 名門ロスチャイルド家は「書かれたもの」しか信用しない
27 古書のよい買いかたとは?
28 使える金はすべて本に注ぐ!──成毛眞流本の買いかた
29 大量の本たちが、あなたの世界地図を描いてくれる
30 本の世界と天球の音楽
31 3 背表紙から読む本の魔力?
32 背表紙の重さは、本の言葉の重さ
33 背表紙は本の森?
34 ぼくが図書館にいられないわけ
35 帯とカバーは、本の衣装である
36 背表紙が泳ぐ本棚の秘密
37 ベートーヴェンの隣に、なぜビートルズがならんではいけないのか?
38 4 背表紙から読み解く「バッハ」なるもの
39 背表紙から「バッハ」を読んでみる
40 軽い「バッハ」? 古い「バッハ」?
41 背表紙にない「バッハ」を読みとってみる
42 修辞学から読むバッハ
43 洞察力と背表紙のつながり
44 本を愛する音楽家との対話1
45 指揮者・山田和樹の本と旅する日々
46 ──指揮者の旅行鞄には、いっぱい本が詰まっていた! の巻
47 指揮者が本をいっぱい鞄につめて旅をするわけ
48 山田流ディープ読書術とは?
49 「弥次喜多道中」的読書のススメ?
50 指揮者・山田和樹の原点は『からすのパンやさん』?!
51 漫画のつぎは西村京太郎!
52 「怪盗ルパン」は好き。でも「名探偵ホームズ」は?
53 「ドリトル先生」に冒険する心を学ぶ
54 指揮者の本との出会い
55 指揮者・山田和樹が薦める「これだけは読んでおきたい指揮者の本」
56 『森のうた』は、音楽をこころざす若者が読むべき本
57 II 本の海に潜ってみる
58 1 深読み読書術のススメ
59 いざ、読書術の世界へ!
60 探究型読書術とは?
61 「読前」「読中」「読後」という読書法
62 なぜ、探究型読書が音楽家向きなのか?
63 古典に向きあうということ
64 ホロヴィッツが語る作曲家と作品へのアプローチ
65 2 深読み読書術で「モーツァルト」を読んでみる
66 3冊セットが、読書の基本!
67 伝記を“深読み“する秘訣とは?
68 書簡集は、できれば原語版で!
69 タイトルのないモーツァルト本を探せ?!
70 思わず手にとりたくなる? ユニークな「モーツァルト本」
71 3 本の海から読む「シューマン」──音楽と文学のあいだにあるもの 文学編
72 幻想とロマンの詩人、シューマンのひみつ
73 シューマン大学時代のアイドル、ジャン・パウル
74 幻想文学の巨匠ホフマンとシューマン
75 ふたつのクライスレリアーナ
76 4 本の海から読む「シューマン」──音楽と文学のあいだにあるもの 幻想編
77 シューマンと幻想の時代1──ドッペルゲンガーに魅せられた青年時代
78 シューマンと幻想の時代2──ドッペルゲンガーと芸術家たち
79 ドッペルゲンガーと日本文学──『源氏物語』から芥川龍之介まで
80 本を愛する音楽家との対話2
81 「本は、演奏家の直感を支えてくれるものです」
82 ──ピアニスト・文筆家、青柳いづみこさんが語る 書くこと・弾くこと・本のこと
83 ピアニスト? 文筆家?
84 祖父・青柳瑞穂の迷宮書斎
85 わたしのなかの「ふたつのフランス」
86 ドビュッシーの音と言葉
87 若き音楽家へのアドヴァイス 「直感を信じて!」
88 対話を終えて──青柳さんが好きな自分の本は?
89 III 音楽という海に溺れるためのブックガイド
90 1 音楽とはなにか? という問いは深海である
91 音楽という問いに?れてみる
92 音楽「作品」はどこにあるか?
93 音楽から「作品」をとってみる
94 2 「音楽とはなにか」を考えるための3冊の古典
95 先人たちの「音楽論」に潜ってみる
96 古代人から学ぶ「音楽論」3冊
97 3 音楽“家“の正体とは?
98 音楽“家“とは、だれのことか?
99 いま、音楽家の存在意義が問われる時代に
100 音楽家のアイデンティティをもとめて
101 15世紀の音楽学者ティンクトリスが定義した「音楽家」とは?
102 朝鮮の文人・成俔が、琴を演奏する「理由」は?
103 演奏する精神=「中和の美学」とは?
104 4 「音楽を哲学した人たち」を知るための10冊
105 本を愛する音楽家との対話3
106 「戦争で家やピアノが焼けたことよりも、本をうしなったのが悔しかった」
107 ──クラシック界のレジェント舘野泉さん家の本棚で泳いでみた
108 東京・自由が丘の静かな家にて
109 物語に包まれてピアノを弾いた少年時代
110 家やピアノよりも本が焼けたのが悔しかった
111 好きな本がならんだ本棚を語る
112 愛してきた本たちを語る
113 風景を描くようにピアノを弾く
114 対話を終えて──舘野さんの本棚は懐かしい匂いがした
115 IV 本の海に溺れながら考えてみた
116 1 日本人にとってクラシック音楽とはなにか? を考えてみた
117 普遍的な世界概念の象徴としてのクラシック音楽
118 日本のクラシック音楽界が危ない?
119 西洋とはなにか? を問うために
120 日本にとって西洋とはなにか? に挑んだひとりの美術史家
121 日本と西洋のあいだにあるもの
122 2 日本の音楽教育に未来はあるのか? を考えてみた
123 ある音楽教師の悩み
124 「ムジクス」と「カントル」のちがいとは?
125 日本の音楽教育=西欧音楽なのか?
126 音楽の「二層構造」を知る
127 リベラルアーツとしての「音楽」
128 音楽教育は「耳で考えることのたいせつさ」を学ぶためにある
129 3 乱読とはなにか? を考えてみた
130 乱読か? 濫読か?
131 乱読は、予測できない人生のシミュレーション?
132 乱読は「偶然」か? それとも「運命」か?
133 乱読とは、「センス」を磨く読書法である
134 乱読とは、ランダムに身をまかせて生きる読書である
135 乱読と教養の深~いカンケイ
136 乱読は「冒険」である
137 乱読とは、「秘密の鍵」を探る旅である
138 特別付録
139 本づくりのプロはなにを考えているのか
140 ──編集者たちとの対話
141 本のある世界 本のない世界
142 本を読むこと 情報を仕入れること
143 編集者が語る「本とわたし」
144 編集者へのラヴレター?
145 伝記文学と過去との対話
146 孤立していく自己・社会・言語
147 世代の言語と本の未来
148 エピローグ ぼくはいかにして本の海で溺れるようになったのか
149 幼少期──ぼくはいつも本屋の住人だった
150 学校での勉強を断固拒否した夢見る子ども
151 少年時代に読んだ本のことなど
152 青年期──フランスでの“黒の時代“
153 思考は言語のカタチをしている
154 テクストは動きまわる?──難解な本に挑む術
155 なぜ、ぼくはフランスの小さな村に暮らしたのか
156 「世界は一冊の書物である」に気づいた日々
157 なぜ、ぼくは日本に帰国したのか
158 本に魅せられた日々、ふたたび
159 そして、ぼくは軽井沢に本の家を建てることにした
160 おわりに
- 商品詳細
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商品説明 本と音楽で世界を泳ぐために──博覧強記の文筆家・文化芸術プロデューサーが、音楽を愛するすべての人に贈る乱読術指南書。本をこよなく愛する音楽人──山田和樹氏(指揮者)、青柳いづみこ氏(ピアニスト・文筆家)、舘野泉氏(ピアニスト)との対談を収録! 商品番号 F0238990 ジャンル 書籍・辞典 サイズ 四六 ページ数 304 著者 浦久俊彦 ISBNコード 9784865593143